最近の意識調査では、老後の生活に不安を持つ人の割合が以前よりも増えているという結果が出ているそうです。
老後は本来、現役時代の慌ただしい生活から解放されて、ゆっくりと心身を休めるための時間ですが、なぜ不安を抱く人が増えているのでしょうか?
・年金だけでは生活できない
まず挙げられるのが、年金の受給に関する不安感です。
貯金をしていても、どこかで使い切ってしまえばあとは年金だけの生活に入りますが、それだけでは食べていけないのが現代ならではの深刻な事情です。
1円でも多く貯金し、将来に備えようとする方は少なくありません。
・子供に援助して貰えない
核家族化が進み、高齢者との同居が当たり前ではなくなった現代では、子供からの援助を諦める方が増えています。
子供自身も経済的に余裕がなくなり、親の面倒をみるだけの余力がなくなっている現状もあります。
・仕事の確保
意外にも、高齢になってからも働きたい人は多くいるようです。
しかし肝心の勤め先が見つかりにくい現状があり、高齢者を雇い入れる労働環境が少なすぎるという問題点が浮上しています。