配偶者が先立ってしまい、一人残された自分が誰にも看取られず孤独に死を迎える「孤独死」や「孤立死」のニュースが相次いでいます。
中には何ヶ月も発見されず、遺体が部屋にそのままになっている場合もあり、配偶者と二人きりで暮らしている高齢者なら誰もが孤独死のリスクを持っています。
孤独死や孤立死を避けるため、元気なうちに近所の人や友達とのネットワークを作っておき、もしもの時に見に来てくれる人を探しておくなど、対策を講じておきたいところ。
「おひとりさま」の高齢者は、もしもの時に備えて部屋を片付け、死後の葬儀や遺品整理などについて考えておかなければなりません。
無駄なものや要らないものを処分し、必要なものだけ身の回りに置いておくようにします。
人に見られたくないものもあると思いますが、死後に部屋を片付けているとそれらが目に触れる可能性もありますから、早めに処分をしておきましょう。
葬儀や埋葬について、親しい人や親戚に頼む場合は早めに伝えておきます。
「おひとりさま」でも、元気なうちに希望や要望を伝えておけば、自分も周りの人も安心です。