老後に憧れの海外移住を計画している方は、今からどの国を選ぼうかと悩んでいることでしょう。
あるいはすでに住みたい国が決まっていて、具体的な計画を始めている方もいるかもしれません。
現実的な問題として、海外に移住するにはそれぞれの国の生活スタイルや文化に合わせなければなりません。
老後は労働ビザが取得できないため、最低でも老後の生活を維持するための資産が必要になりますし、選んだ国によっては貯金が底をつきて日本に戻って来ざるを得なくなる場合もあります。
日本人は海外に行けば外国人です。
まして高齢者ということで、海外の国が高齢者を快く受け入れてくれるかどうかは難しい問題です。
海外移住をする際は、どこでどうやって生活するかという事だけではなく、現地の人に受け入れられるかどうかなども含めて総合的に考えなければなりません。
また、海外移住で問題になるのが「食事」と「気候の違い」です。
日本では当たり前のように売られているお米やおにぎりも、国によっては手に入りにくい場合があります。
また、寒い地域や熱帯の地域は体調を崩しやすいので、高齢者が快適に過ごすためには温暖な気候条件の国を選ぶ必要があります。