70代にもなると、いよいよ自分が本格的な老後を迎えたんだという実感が出てきます。
誰もが体に何らかの衰えや病気を抱えるようになりますが、育児や仕事のしがらみから解放され、精神的にかなりのゆとりが生まれます。
本当の意味でストレスなく生活するには、老後資金の使い方に注意しましょう。
退職時に貯めていた貯金を早くに切り崩してしまうと、家を直したり病院にかかったりと大きなお金が必要になった場合に支払えなくなり、家も病気もそのまま放置せざるを得なくなってしまいます。
70代でまだ働く余力があれば外に働きに出ても良いですし、働かなくても毎日を慎ましく過ごすことを心がければ、必要な時に必要なお金が準備できます。
意外にも、50、60代と順調にやってきて、70代でお金が目減りしていく高齢者が多いようです。
家が老朽化するのもこの頃で、ようやく節約に意識が向く方もいます。
食費まで切り詰めるようになると心のゆとりが無くなってしまいますから、計画的なお金の使い方が求められます。