いつの時代も同じことですが、老後の生活費は、現役のうちに貯めておくのが鉄則です。
体が衰えてから「さあ働こう!」と思っても、病気や体調不良などで思うように稼げない可能性が高いからです。
老後に備えてお金を貯めるには、貯金がもっとも確実な方法。
投資や資産運用ができない場合は、手元に一円でも多くのお金を貯める必要があります。
とはいえ、毎日の生活に必要なお金も少しは残しておかなければなりません。
お金を貯めるもっとも簡単な方法は、家計簿をつけることです。
今まで家計簿の習慣がなかった方も、毎日もしくは毎週の収支を把握しておくことで、お金を効率的に使おうという意識が芽生えます。
1円単位で細かく収支をつける人もいれば、端数は計算に入れずざっくりと記録している人もいますが、家計簿は長く続けなければ意味がありません。
継続して収支を記録し、後から必ず見直します。
そうすることで無駄な支出を徐々に少なくしていき、老後資金に回すお金が作り出しやすくなります。