人は生まれてから大人になるまで、体に多くの栄養素を取り込んで骨や筋肉を強化し、健康な体をつくります。
20代がもっとも免疫力が高く、活動的な年代であるとも言われています。
ただしそれ以降は免疫力も活動力もどんどん落ちていき、高齢に入るにつれて体のあちこちに不調が出始めるようになります。
骨や筋肉が元々丈夫な人は、高齢に入ってからも活発に動くことができますが、骨や筋肉はもちろん免疫力も落とさないように心掛けることが大切です。
免疫力とは、人間に本来備わった回復力のことであり、風邪やウイルスが体内に侵入するのを防ぐ役割があります。
免疫力が低下すると風邪にかかりやすくなったり、インフルエンザやノロウイルスなど流行のウイルスにも負けやすい体になってしまいます。
人は死ぬ直前まで食事をしなければなりませんが、食べ物の内容や質が健康を左右します。
老後の病気に備えるには、ふだんから食生活や睡眠を改善して、体内の見えない部分から免疫力をアップさせることが大切です。