いわゆる「おひとり様」は、高齢に入っても独身のまま老後を過ごすことになります。
家族や配偶者を頼ることができなくても、心から信頼し合える友達と過ごす方法もあります。
欧米では友達と同居することが一般的ですが、気心の知れた友人と暮らし、助け合っている高齢者も少なくありません。
日本ではまだ一般的ではありませんが、「他人」という壁さえ乗り越えれば、家族と同じように助け合える人が見つかるかもしれません。
老後に一緒に暮らす友達を見つける場合、どちらかがお金や時間にルーズでは生活がスムーズにいかなくなるおそれがあります。
また、どちらかが事故や病気などのトラブルに遭った時、何もしてくれないのも困りものです。
助け合って暮らすということを前提として、信頼のできるライフスタイルを送っている相手を選ぶ必要があります。
最期まで助け合える友達が見つかったら、老後のことを話し合っておきましょう。
どちらかが亡くなった後のことも早いうちに考えておくと安心です。