高齢に入ると、健康的な体を手に入れようとしてランニングやウォーキングを突然はじめる方がいます。
しかし体が出来ていない状態でいきなり運動を始めるのは心臓に負担がかかるおそれもあり危険です。
筋肉痛や疲労骨折など、さまざまなトラブルも考えられるので、しっかりと柔軟をしたり、筋肉をつけてからの運動をおすすめします。
若い頃とは違って、体に負荷のかかるスポーツを突然はじめるのは無謀な挑戦です。
時間がたくさんあるからといって、若い人と同じように激しいスポーツをすると、翌日にどっと疲れが押し寄せることもあります。
疲れすぎて布団から起き上がれなくなったり、筋肉痛がなかなか治らず家事などに影響する可能性も…。
大切なことは、健康のための運動は細く長く続けることです。
若者には負けまいと、苛酷な運動をして見せるのはあまり意味がありません。
昔から続けていて、大好きなスポーツであっても、肉体は確実に老いています。
自分自身の限界をよく知ってからトライするのが正解です。