老後に必要なお金は、退職してから亡くなるまでに30年程度と考えると、およそ3000万円もの金額になると言われています。
極力お金を使わずに生活することを考えたとしても、昼寝や散歩を一生続けるというわけにはいかず、どこかでお金を使うことになります。
または病気をして、長期間入院生活を余儀なくされたり、介護生活に入る人もいるでしょう。
老後のお金はいくらあっても困ることはないと言われていますが、まったく備えがない場合は困ってしまいます。
自己破産をした高齢者の例もみられますが、早い段階から計画的に貯蓄や貯金をしていかなければ、破産に追い込まれる可能性もゼロではないのです。
老後のお金を蓄えるためには、3000万円という目標額を設定し、早くに貯蓄をスタートさせることです。
それが難しければ、夫婦で協力して貯金をしたり、無駄を省いた生活を心がけるようにしましょう。
老後は生活レベルが大きく下がると考え、生活水準を老後に合わせていく努力も必要ではないでしょうか。