老後に必要なお金と聞くと、どの程度の金額を想像するでしょうか。
日本人の平均寿命はおよそ80歳前後であり、今現在も寿命を延ばし続けています。
女性は平均寿命が86歳とも言われており、世界一の長寿大国となっています。
自分が長生きするかもしれない可能性を考えると、老後の生活資金はある程度まとまった額を残しておきたいものです。
一日に3500円程度の生活費と考えると、1ヶ月に必要なお金は10万円程度。
1年にすると120万円以上は必要になります。
ただし老後の生活は基本的に週休7日なので、休みの日に何をして過ごすかによって生活費は大幅に変わります。
ずっとテレビを観ていれば電気代がかかりますし、外出をすれば交通費がかかります。
リタイヤ後の人生を20年~30年と見ると、最低でも3600万円の貯蓄が必要になります。
老後も働き続けることを考えているなら、3600万円の貯蓄がなくても自分で賄うことができますが、基本的には年金を受け取りつつ貯蓄を使って生活するスタイルになると考えられます。