長年暮らした一軒家が年とともに老朽化してきたら、いよいよ老後の生活のためにリフォームを考えることになります。
生活スタイルに合った家に建て替えたいと思うのはもちろんですが、まずは老後の事を第一に考えたリフォームを。
まず考えたいのが、玄関から外に出る際の段差や階段の傾斜などです。
老後は足腰が弱ると考え、転倒やつまづきのリスクを極力減らすようにしましょう。
次に、トイレや浴室が広々と使えるかもポイントです。
車いすで移動する場合、トイレは車いすがそのまま入れる広さにしておくと非常に便利。
入口はバリアフリーにして段差を失くしておきます。
便座に座る際、足腰に負担がかかるのを防ぐためにトイレ内の手すりを付けておくとさらに安心です。
浴室は冬場に冷え込む場所なので、心臓の弱い方は注意が必要です
。浴室内の壁は断熱性の高い素材を使い、窓は小さめに。
床にはすきま風が入らないようにリフォームを施すことで、安全で快適な入浴ができます。