犬や猫などを飼い、毎日のお世話や散歩などを通して「生きがい」や「やりがい」を見つけたという高齢者が増えています。
子供や孫と遠く離れている高齢者は、話し相手やお世話のできる相手として犬や猫などのペットを飼い始める傾向にあります。
確かにペットを飼うことで毎日のコミュニケーションが楽しくなりますし、散歩をすることが健康にも良く、犬や猫はお世話したぶんだけ自分になついてくれるので、生きがいに繋がりやすいというメリットがあります。
また動物は癒しの力を持っており、高齢者に希望を与え、やる気を引き出す役割も果たしてくれます。
ペットと関わることが高齢者の生活に弾みをつけてくれますが、突然入院や介護施設に入ることになったら、ペットは一人になってしまいます。急に飼えなくなったからといって手放すのはあまりにも身勝手です。
ペットが残された場合どうするか、残りのペットの人生に必要なお金やお世話など、家族や周りの人と話し合うなどして考えておきましょう。