老後のお金は、誰のために使うものでしょうか?ほとんどの人が「自分の為」と答えるのに対し、あえて「家族の為」と答える人もいます。
家族の為といっても、配偶者か子供かによって意味は変わります。
配偶者は自分にとって一生添い遂げる存在。身内であり、支え合う相手です。
その配偶者が病気などのトラブルに遭った時、お金を出すのはある意味当然のことかもしれません。
子供や孫とは違い、配偶者は自分と一対一で支え合える関係です。
子供にお金を出す場合というのは、結婚や出産などのお祝い金や、遊びにきてくれた時のお小遣いなどがまず思い浮かぶのではないでしょうか。
また、介護が必要になった時に面倒をみてもらう手間賃としてお金を渡すこともあります。
子供自身の生活が立ち行かなくなった時、援助をすることもあるでしょう。
「家族」という意味では、ペットにお金を使う高齢者も少なくありません。
自分に寄り添ってくれる最愛のペットにこそ幸せな思いをさせてあげたいという方も増えてきています。