老後資金をどう使うかという問題は、早いうちから考えておかなければなりません。
子供達が巣立っていき、退職し、配偶者が亡くなって一人になると、話し相手がいなくなってしまうので孤独感を感じるかもしれません。
毎日を一人で過ごすのは意外に寂しいものですから、老後に始められる趣味や余暇活動などを探す必要があります。
趣味を見つけ、長く続けるにはまとまったお金がかかります。
しかし生活費や医療費など、趣味よりも優先される費用にお金が出て行く可能性もありますから、老後の支出は計画的に行う必要があります。
若いうちは、好きなことにたくさんのお金を使うことができます。
働いた分収入も増えますから、余暇活動に充てる余裕があるのです。
しかし退職して老齢になると金銭的余裕がなくなっていき、若い時と同じように生活するわけにはいかなくなります。
あらゆる面で不自由になることを想定しておき、医療費や入院費など思わぬところにお金が出ていく可能性を考える必要があります。