老後に新しい住まいを構えることになったら、皆さんはどんな場所に住もうと思うでしょうか。
できるだけ大きくて広々とした家か、部屋は少なくても庭が大きければ良いのか、あるいは今までの住まいで十分なのか…。
人によって考え方はさまざまです。
実は意外なことに、高齢者にはワンルームマンションが人気です。
ワンルームでは洗濯から食事の準備、趣味の時間など全てを一つの部屋で行います。
戸建てのようにいくつもの部屋はありませんし、スペースも限られていますが、すぐ手の届く所に必要な家具や物が見つかるので、衣食住がとても楽になるというメリットがあります。
夫婦が二人で住むにも、ワンルームタイプの部屋は人気です。
リタイア後は夫婦ともに体力が落ち、広いスペースを移動するのが大変になることもあります。
足腰が不自由になってくると、広い庭や玄関までのアプローチを歩くのは面倒に感じられ、手狭な方がむしろ落ち着くという方も少なくないようです。