老後はだんだんと生活が慎ましくなり、食費や光熱費などが大幅に削られると考えている人が少なくありません。
食費は食べる回数や量が減れば、かかる費用も自然と抑えられますが、光熱費だけはどうしても削減できず、支払い続けているというケースもみられます。
高齢者は日中自宅にいる事が多いので、テレビを観たりエアコンを点けたりと、意外にも多くの電力を消費しています。
一日3食きちんと食べるという人は、調理のためにガスを使うこともあるでしょう。
現役時代は日中外に働きに出ているので、一日の半分は電気を使わずに生活ができましたが、高齢になると自宅にとどまる時間が長いので、そこに光熱費がかかる可能性があるのです。
光熱費を削減するには、極力電気を使わない生活が一番ですが、住宅をリフォームするのも一つの選択肢です。
壁と窓の断熱性能を上げることで、夏はエアコン、冬は暖房がそれぞれ効きやすくなります。
エアコンを取り付けない場合は部屋全体の通気性を確保し、扇風機だけでも涼しくなる部屋を作ると良いでしょう。