人間誰しも、生きている限りは年老いていき、高齢者となります。
まだまだ現役で、自分の老後をまったく考えたことがないという人も、ぜひ機会を見つけて家族と語り合ってみてはいかがでしょうか。
老後を語るうえで絶対に必要なのが、お子さんとの話し合いです。
老後の住まいや暮らしについて、財産や遺産の贈与のこと、災害や病気の際の助け合いの方法など、どんな内容でも良いので老後の話し合いの機会を設けます。
お子さんの意見も尊重しながら、家族の過ごし方について改めて考えてみましょう。
「同居はしたくない」「介護はできないので施設に入って貰いたい」など、子供の意見は時に辛辣です。
しかし辛辣な意見には何らかの事情がありますから、理由も含めてお互いの意見をきちんと交換するようにします。
老後の話し合いが出来ていないと、いざという時に親子関係が対立したり、子供同士で揉め事になる可能性もあります。
事前にいろいろな話をしておくことで、将来に備えることができるのです。