老後のために蓄えた貯金や不動産などの財産は、自分の死後配偶者や子供に適切に配分しなければなりません。
老後の相続問題というのは意外に深刻で、子供たちの間で争いや揉め事の原因になってしまいます。
老齢に入ってから相続について話し合っても問題はありませんが、自分が介護状態に入ったり、認知症などのトラブルに見舞われた時、正しく話し合いはできなくなってしまいます。
年齢に関係なく、頭と体が健康なうちに相続について話し合うことが大切と言われています。
財産をいくつか所有している方は、早い段階で配分を決めておきましょう。
とことん話し合って決めるという場合は、子供や配偶者に集まって貰い、話し合いをしましょう。
財産の等分方法は法律によって定められています。
子供にお金も土地も全部譲ると決めても、財産の分け方は決められた手順に従う必要があります。
財産がまったくない場合でも、生前に持っていたお金を誰に譲るかという問題があります。
相続やお金の問題は頭の痛い問題のひとつですが、前もってよく話し合っておきたいポイントです。